男性としての埋没を目指す某FTMの日記

GID(FTM)当事者である筆者が社会でひっそりと生きていけるまでの経過を残します。

ホルモン注射開始から28日経過(3本目)

3本目にして既にルーティーンのような、今日もまたいつものようにホルモン注射を打ちに行こうとしています。

前回から特に身体に変化は起きていないので、今回その辺は割愛します。

 

あべメンタルクリニックは土曜日は午前中しかやってないので、昼過ぎまで寝ようなんてことは叶わず。

 

仕事の都合で土曜日しか行けないので、今日も混んでるかなーとか思いながら向かい、扉の前まで行くとまさかの臨時休診の張り紙。

(後からホームページ見たらしっかり書いてありました。自分の確認不足です。)

 

落胆しながらも、ここで浮かんだ選択肢は2つありました。

①来週また来る

②いまから別のクリニックに行く

 

自分の性格上、かなり慎重というか心配性というかクソ真面目なので125mgを2週間隔で打つと決めたらピッタリで遂行していかないと気が済まないタイプ。

現状、まだホルモン注射の効果で体調を崩したりはしていないけど変化も早く味わいたい気持ちもあって、なんとなく次週に先延ばしする気になれず。

 

以前に調べて候補に入れていたクリニックのひとつである、新宿の花園医院に向かうことにしました。

 

移動距離と時間、、、目をつぶることにします。

 

花園医院は職場から近いので、緊急のときには行きやすいかなーと思って候補に入れていたので、2ヶ月ほど前にメールにてクリニックに問い合わせ済み。

 

当院にて男性ホルモン注射を取り扱っております。
費用としましては、
男性ホルモン125mg1本2000円+税
  〃   250mg1本3500円+税
    〃  1000mg(ネビド)1本27000円+税
となっております。
初診時のみ別途初診料1000円+税がかかります。

予約は不要ですが、診療終了時間の30分前までにお越しください 。
初診時は保険証や運転免許証などの身分証明証をお持ちください。

 

とのことだったので、この時点であべメンタルクリニックより料金が高いことが判明していて若干萎える。ホルモン注射単体の料金がこれってことは単純に2倍なので、ここに行くのは本当にいざという時だけにしようと思いました。

 

予約不要とのことだったので、いざ花園医院へ。

待合室は満席、FTMらしき人は0、MTFらしき人が数人。

受付で「初めてなんですが、注射お願いします。」と伝えると「ホルモン注射ですね〜、身分証が必要なのと問診票書いてお待ちください〜。」と。

身分証なので保険証じゃなくてもいいらしい。

 

問診票は個人情報のほかに、

  • 現在ホルモン注射をしているか(期間)
  • ホルモン注射の薬品名、容量
  • どこかのクリニックに通院しているか
  • 女装(男装)をして生活しているか

を書く必要がありました。

 

受付に渡してしばらく待っていると、診察に呼ばれ、先生とお話。

先生は男性だけど美容家っぽい感じ。話し方や仕草も心なしか少し女性っぽい。

これからの通院はどうするかを聞かれたので、正直にあべメンタルクリニックが今日休みだったので急遽来たこと、今後はどこでホルモン注射をしていくかは未定なことを伝えると、快く引き受けてくださりました。

「今後も同じようなことがあれば、その時だけうちに来るでもいいし、ネビドもやってるので頻度も減らせますよ。」と。

ありがたい。

 

花園医院では、エナルモンデポーではなくテスチノンデポーの取り扱いしかなく、今回はそれになるけど製薬会社が違うだけで中身は変わらないと丁寧に説明もしてくださりました。

 

右ケツに打ち込んで終了。

 

お会計は

初診料 ¥1,000

注射代 ¥2,000

税込合計 ¥3,300 でした。

 

まあ、今後も仕事の休みに合わせるとなると今日みたいなことはあると思うので、保険として通えるクリニックを2,3持っておくのは別にいいのかなーと思います。

 

たまにエナルモンとテスチノンで身体に合う合わないがあるとかいうのも見かけるので、ちょっとそれも心配だけど、、、

 

次回はしっかり事前に調べてからクリニックに向かおうと思います。